松山東雲女子大学・松山東雲短期大学
研究者情報

[最終更新日] 2024年07月09日

職階

教授

氏名(漢字)

西村 浩子

氏名(ローマ字)

NISHIMURA HIROKO

保有する学位

修士

担当する授業科目

日本語、学びの基礎Ⅱ、キャリア論Ⅰ・Ⅱ、インターンシップ事前・事後指導、インターンシップ研修、読書とコミュニケーション、まつやま学、現代社会とライフデザイン。メディアとしての絵本Ⅰ

研究テーマ

日本・東アジア諸国の角筆文献発掘調査、 地域に残された古文書・古書籍にみられる方言事象、外国人日本語学習者対象の古文書解読教材の開発

学会での活動状況

2012年日本語教育国際研究大会(名古屋大学)や2010年ヨーロッパ日本語教育シンポジウム(ルーマニアブカレスト大学)で、日本人大学生と海外日本語学習者との協働授業について、ポスター発表や口頭発表を行った。

科学研究費基盤研究(B)(一般)「『家』の後継者育成に関する歴史的研究」(課題番号:18H00979、研究代表者:鈴木理恵(広島大学大学院人間社会科学研究科・教授))に研究分担者として参加している。(2018~2021年度)

社会での活動状況

「まつやま読書フォーラム」(松山市立中央図書館主催 令和5年10月21日(土))講師、「ビブリオバトル研修会」講師(愛媛県内子町図書情報館主催、2024年2月4日)
愛媛県の教職員セミナー講師(平成21~23年度)、松山市市民活動推進委員(平成24~26年度)、愛媛県中予地方局政策懇談会委員(平成25~28年度)、愛媛大学地域共創コンソーシアム留学生就職促進プログラム外部評価委員(平成29・30年度、令和元~4年度)、松前町学校業務改善委員(平成30・令和元年度)、媛の国ビブリオバトル実行委員会委員長(令和元年~現在)、ビブリオバトル普及委員(令和5~6年度)

本人からのメッセージ(社会貢献など)

愛媛は「ことば」の文化が深く根付いている地域です。ことばを大切にすることは、人を大切にすることにつながります。私は、「日本語」を扱う専門家として、学生そしていろいろな職業の方と、言葉を考えることでつながっていきたいと思っています。

地域貢献に関心を持っているテーマ

2015年度~2019年度は、地(知)の拠点大学による地方創生推進事業の参加校として、「地方における女性のワークライフバランス」プロジェクトを推進してきました。学生が子育て家庭や勤務する職場を訪問し、自分の将来像をイメージするプログラㇺを提供し、学生たちに大きな成長がみられました。これからも引き続き、学生が将来に対する不安を少しでもなくし、地域で活躍できるようサポートしていきたいと思います。

また、媛の国ビブリオバトル実行委員会委員長として愛媛の高校生の読書活動の支援をしていきたいと思っています。2024年度も愛媛県大会を開催します。(10月20日)

研究業績

・方言禁止から方言尊重へ、そして方言継承へ-奄美諸島における方言の扱いをめぐって-「ことばと社会5号」三元社(2001)
・日本語教育機関(海外)と日本語教師養成機関(日本)との内容重視の協働活動の試み-ブカレスト大学(ルーマニア)と松山東雲女子大学(日本)の事例-「ヨーロッパ日本語教育15」(ヨーロッパ日本語教師会)(2011)(共著)
・家族へのインタビュー活動をもとにした異文化接触場面の創出-海外日本語学習者と日本人学生の異文化間理解のために-「松山東雲女子大学人文学部紀要第21巻」(2013)(共著)
・課題解決型学修(PBL)授業の実践と検証~松山東雲女子大学の「PBL研修Ⅰ」の事例から~「松山東雲女子大学人文学部紀要第24巻」(2016)(共著)
・「子育て家庭訪問インターンシップ」における学生への教育効果についてー2017年度COC+事業の効果検証― 「松山東雲女子大学人文学部紀要第27巻」(2018) (共著)
・東アジア文化講座第2巻「漢字文化圏の文字、読み方、翻訳、書き方、交流」(2021年、文学通信)で「角筆」を担当。
・「愛媛県宇和島市三間町の毛利家の角筆文献と漢詩学習 ―「写本 三體詩 中」を資料として―」(2021年、『筑紫語学論叢Ⅲ』)
・「愛媛県宇和島市三間町旧庄屋毛利家のリテラシー教育 ―蔵書調査から見えてくるものー」(2022年、『家と子どもの社会史』)

・「愛媛県宇和島市三間町毛利家の古文書を利用した文語文解読教材の開発 」(2024年、「松山東雲女子大学人文学部紀要第21巻」)(共著)

・地方大学における地域志向科目の実践と学習者の事前知識-松山東雲女子大学の「まつやま学」の事例から-(2∸24年、「松山東雲女子大学人文学部紀要第33巻」(共著)

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