松山東雲女子大学・松山東雲短期大学
研究者情報

[最終更新日] 2023年09月25日

職階

教授

氏名(漢字)

西村 浩子

氏名(ローマ字)

NISHIMURA HIROKO

保有する学位

修士

担当する授業科目

日本語、学びの基礎Ⅱ、キャリア論Ⅰ・Ⅱ、インターンシップ事前・事後指導、インターンシップ研修、読書とコミュニケーション、まつやま学、メディアとしての絵本Ⅰ

研究テーマ

日本・東アジア諸国の角筆文献発掘調査、 地域に残された古文書・古書籍にみられる方言事象

学会での活動状況

2012年日本語教育国際研究大会(名古屋大学)や2010年ヨーロッパ日本語教育シンポジウム(ルーマニアブカレスト大学)で、日本人大学生と海外日本語学習者との協働授業について、ポスター発表や口頭発表を行った。

科学研究費基盤研究(B)(一般)「『家』の後継者育成に関する歴史的研究」(課題番号:18H00979、研究代表者:鈴木理恵(広島大学大学院人間社会科学研究科・教授))に研究分担者として参加している。(2018~2021年度)

社会での活動状況

愛媛県の教職員セミナー講師(平成21~23年度)、松山市市民活動推進委員(平成24~26年度)、愛媛県中予地方局政策懇談会委員(平成25~28年度)、愛媛大学地域共創コンソーシアム留学生就職促進プログラム外部評価委員(平成29・30年度、令和元~4年度)、松前町学校業務改善委員(平成30・令和元年度)、媛の国ビブリオバトル実行委員会委員長(令和元年~現在)

本人からのメッセージ(社会貢献など)

愛媛は「ことば」の文化が深く根付いている地域です。ことばを大切にすることは、人を大切にすることにつながります。私は、「日本語」を扱う専門家として、学生そしていろいろな職業の方と、言葉を考えることでつながっていきたいと思っています。

地域貢献に関心を持っているテーマ

2015年度~2019年度は、地(知)の拠点大学による地方創生推進事業の参加校として、「地方における女性のワークライフバランス」プロジェクトを推進してきました。学生が子育て家庭や勤務する職場を訪問し、自分の将来像をイメージするプログラㇺを提供し、学生たちに大きな成長がみられました。これからも引き続き、学生が将来に対する不安を少しでもなくし、地域で活躍できるようサポートしていきたいと思います。

また、媛の国ビブリオバトル実行委員会委員長として2019年度も全国高等学校ビブリオバトル愛媛県大会を開催しましたが、新型コロナウィルスの影響で2020年度は実施できませんでした。2022年度は3年ぶりの開催を目指し、愛媛の高校生の読書活動の支援をしていきたいと思っています。

研究業績

・方言禁止から方言尊重へ、そして方言継承へ-奄美諸島における方言の扱いをめぐって-「ことばと社会5号」三元社(2001)
・日本語教育機関(海外)と日本語教師養成機関(日本)との内容重視の協働活動の試み-ブカレスト大学(ルーマニア)と松山東雲女子大学(日本)の事例-「ヨーロッパ日本語教育15」(ヨーロッパ日本語教師会)(2011)(共著)
・家族へのインタビュー活動をもとにした異文化接触場面の創出-海外日本語学習者と日本人学生の異文化間理解のために-「松山東雲女子大学人文学部紀要第21巻」(2013)(共著)
・課題解決型学修(PBL)授業の実践と検証~松山東雲女子大学の「PBL研修Ⅰ」の事例から~「松山東雲女子大学人文学部紀要第24巻」(2016)(共著)
・「子育て家庭訪問インターンシップ」における学生への教育効果についてー2017年度COC+事業の効果検証― 「松山東雲女子大学人文学部紀要第27巻」(2018) (共著)
・東アジア文化講座第2巻「漢字文化圏の文字、読み方、翻訳、書き方、交流」(2021年、文学通信)で「角筆」を担当。
・「愛媛県宇和島市三間町の毛利家の角筆文献と漢詩学習 ―「写本 三體詩 中」を資料として―」(2021年、『筑紫語学論叢Ⅲ』)
・「愛媛県宇和島市三間町旧庄屋毛利家のリテラシー教育 ―蔵書調査から見えてくるものー」(2022年、『家と子どもの社会史』

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